南米コミックス文化の現在と新しい流れ

チリでは、COVID-19パンデミック以降、漫画を取り扱う本屋が急増しています。中小規模書店が10店舗以上増加し、さらにスーパーマーケットでも漫画が販売されるようになりました。
このような流通の拡大により、漫画文化はより多くの人々に親しまれるものとなっています。また、パニーニ版とIVERIA版という異なる価格帯の選択肢が、様々な層の読者を引き付けています。
目次
- デジタルからフィジカルへの転換と読者の流れ
- チリの出版社の特性と経済状況の影響
- チリでの本の流通形態
- 1. 直接取引モデル
- 2. 中規模の流通業者
- 3. スーパーマーケットや大型小売店
- 4. オンライン流通の台頭
- 日本の取次システムとの違い
- 経済状況の影響
チリの書店の一部ではメキシコやアルゼンチンから本を輸入し、多様な作品ラインナップを提供しています。ラテン語圏の南米全体の文学やコミックス文化が相互に影響を与え合う環境が形成されています。
デジタルからフィジカルへの転換と読者の流れ
- デジタルプラットフォームの発展
- アプリやウェブサイトを通じて、無料もしくは少額の月額料金で漫画を試し読みできる環境が整って、多くの人が新しい作品に触れる機会が増えています。
- デジタルプラットフォームは、違法アップロードされているものも含まれます。
- 気に入った作品のフィジカル購入
- 読者は「気に入ったら実際に持ちたい」「手に入れて所有感を得たい」という願望からフィジカルコミックスを購入する傾向があります。特に高品質なパニーニ版はコレクションとして人気があり、一方で手頃な価格のIVERIA版はカジュアルな読者層に支持されています。
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